さて、買いたい家が決まったら、次は手続き。
こちらは不動産屋さんに購入申込書を差込して、希望金額を伝えます。
すると、売主側の不動産屋さんが売主に伝え、価格がOKなら成立。
必要な書類を用意します。
海外在住の場合は、とにかく書類が多岐に渡ります。
結果論として必要だった書類は、
1.直近3年分の給与証明。何がいくらかの内訳と、もし日本にいた場合にはいくらもらっていたかがわかるような明記が必要(会社からもらう)2通
2.大使館からの在留証明 3通
3.大使館からのサイン証明 3通
4.日本の保険証のコピー
5.免許証、パスポートのコピー
6.海外に単身赴任だという証明書類(会社からもらう)2通 登記時
7.引き落とし用通帳、印鑑
8.引っ越したあとの住民票 2通 登記時
海外に住む人にとって面倒なのが、大使館からの書類。帰国の日から逆算して取ることをおすすめします。特に今はコロナ禍で、シンガポールは来館にメール予約が必要なので、日程の予約に苦労しました。
また、サイン証明に関しては、登記にも使うのですが、登記は証明日から3ヶ月以内のものが必要ですのでご注意を。
海外に単身赴任中の書類に関しては、司法書士さんが雛形を持っているので聞いて取るのが賢明です。こちらも登記に使います。
今回我が家が困ったのは、口座の住所変更をしていなかったこと。
ローン契約の住所に、支払い計画表が届くことになっていますが、我が家は前の住所は賃貸。
通常は電話窓口で行えばすみますが、我が家は引き落とししたい口座が会社の住宅財形口座となっており、口座の住所変更をするには会社経由の手続きが必要、でも会社としては本人が海外にいる間は変更手続きをするとその口座が海外口座扱いになってしまうため、振込などができなくなると言われ、その口座の住所変更が難しい状況でした。
我が家はたまたまもう一つ別の口座を持っており、なんと運の良いことに、そちらは実家の住所だったので、今回でそちらで確認が取れるということになり、そちらを使うことにしましたが、海外在住の方は引き落とし口座の住所確認が実は1番大事かも、と思いました。
また、眠っている口座を使う場合はピンナンバーの確認も大切です。
こちらも3回間違えればもう確認は出来ないので、主人がシステムの不条理さに怒り狂いながらなんとか番号を思い出してくれました。
銀行の手続きは何をするにも本人確認をされるので、サイン証明と在留証明は多めに取るほうが良いです。
我が家は5通取りましたが、今回新居引っ越しまではURを借りたので、その手続きなどにも使い、サイン証明に関してはほぼ全部使い切りました。
あと、1番シンプルなのは、奥さんが働いていれば、これらの手続きはもっと簡単なので、奥さん名義でローンを組むのが1番楽です。
ローン契約の日は、ただひたすら主人がサインをしまくるだけでしたので、こちらに関しては問題ないかと。
あとは引き渡し。
5月20日に決まりました。
当日は登記をします。
この流れはまた続く。